競合他社の販売先や新商品開発のヒントを知る方法【展示会】

競合の販売先調査 展示会で市場調査自分の商品づくり

競合他社の販売先が知りたい。
でも調べ方がわからない・・・

という悩みにお答えします。

マヒロ
マヒロ

この記事では、競合他社の販売先もわかりますが、あなたが販売したい業界での競合のシェアもなんとなくわかります。そして、新商品開発のヒントも見つかる可能性があります。

その方法とは・・・展示会での調査です。

あ、やっぱり。と思った方もおられるかもしれませんが仕事で私が実際にやっている方法の中でも重要視している方法のひとつなので、まぁ、見て行ってください。

手順と見るべきポイント

それでは、調査の手順とみるべきポイントを解説します。

1 あなたの商品を売りたい業界の展示会を調べる

該当する展示会の存在は、インターネットでの検索が手っ取り早いです。
そして、大小問わず探すことができたり、地域ごとの開催する情報も得られます。

東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪で開催されるような大きな展示会はもちろんですが、小さな展示会も売りたい地域での展示会情報も重要です。

2 実際に展示会に赴いて調査する

顧客となる企業のブースの調査

出展している企業は大半があなたの商品の販売先となると思います。
ここでは、展示品をよく観察して、競合の商品・製品が使われていないかを調査します。
また、なかなか会うことができない相手企業の社員と話ができます。
その企業がこれからどこに向かっていきそうかを直接話をすることで聞き出せる可能性があります。これはやはり展示会しかできないですね。
ブースのメインのキャッチコピーはその業界のトレンドを表すので絶対チェックしておきましょう。

競合他社ブースの調査

競合企業も出展しています。主力商品やPRポイントを把握できます。
競合のブースでも話を聞くことができます。相手からライバルと認識されていても何も臆することなく聞きに行きましょう。相手も話を聞きたいと思っていると思うので情報交換するつもりでいくと意外と歓迎されます。

3 異なるエリアの展示会を調べる

あなたがメインで販売したいエリアがあるなら、大きな展示会のほかに、そのエリアの展示会も
調査しておきましょう。エリアごとに競合企業が異なっている可能性があるからです。

4 1年だけでなく、何年も調査を継続

展示会の競合調査や顧客の調査は何年も続けていくとよいです。
蓄積したデータを見比べていると「前はこの傾向だったのに、向かっている方向が変わってきた・・・」と感じることができてきます。
顧客や競合がどこに舵をきっているかが予測できれば、次に開発商品のヒントになります。

まとめ

自分の商品の競合の販売先を調べる方法は「展示会」。

1 展示会はインターネットで検索
大きな展示会・小さな展示会を調べる
自分が売りたいエリアの展示会も調べる

2 展示会に行って調べるポイント
顧客のブースですること
・展示品を観察して競合の商品を探す
・顧客の説明員と話をして情報を聞き出す
・顧客のブースから業界のトレンドを知る

競合のブースですること
・主力商品のPRポイントを知る
・競合の説明員と情報交換する

3 自分が売りたいエリアでの展示会も調べる
そのエリア特有の競合情報が得られるかもしれません。

4 1年だけでなく、何年も調査を継続
過去の展示会で調べた情報と、
今の情報を見比べると
顧客や競合がどこに向かっているか予測できる
可能性があります。
すると、自社でも次に何を開発すべきかの
ヒントになります。

いかがでしたでしょうか?
「そんなの知ってるよ!やってるよ!」というのであればぜひ継続してもらったらよいと思います。これまでやってなかった方がおられたらぜひとも実施してみてください。

事実を知り、現状と過去を比べ、今打つべき対策や未来に向けての商品開発をしていくことができるかと思います。お客さまの役に立ち、社会に貢献できる商品を開発し、自身も豊かになっていきましょう!

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