建築業界で数年仕事をしていたときがあります。建築業界の中でも、設備・計装関連業務で得られたスキル・経験、その活用についての記事です。設備・計装関連業務とは、例えばビルや美術館などの建物の空調の温度・湿度制御がわかりやすいかと思います。
既存顧客営業スキル
営業職の中でも、新規で取引先を探す新規営業と、既に取引をしている既存顧客営業がありますが私は既存顧客営業を担当しました。
既存顧客営業の主なものは、お客様の設備のメンテナンス・点検を行い、機器が故障してた場合や故障しそうな時期に、交換提案をするものです。メンテナンスを定期的に行う「メンテナンス契約」も既存営業に含まれると思います。この営業スキルが身につきます。
メンテナンス契約・売買契約のスキル
お客様とメンテナンス契約を結んだり、機器が故障して交換する場合は、売買契約などを締結することがあります。実際に契約内容を確認して、自社に不利な条件となってないかをチェックすることで契約書を読み解くスキルが身につきます。
現場での不具合時に原因を究明するスキル
上記の既存顧客の設備でも、新規工事で設備を動かす場合でもすんなり動いてくれないときがあります。そんなとき、何がおかしいのかを調べて、きちんと機能させる必要があります。
機器とまわりの環境、その他要因を調べて、原因を探し出し、正常に動くようにしていくスキルが身につきます。
でもこれは結構かかります。
工事管理スキル
設備・計装関連業務には、新築・既設建物での設置工事もあり、その工事担当になったこともあります。ある大手の半導体研究所の現場担当になったときは、1年半も常駐したことがあります。現場近くに引越しするくらいでした(汗)
建築には、土台を作る人、柱を立てる人、コンクリートを流しいれる人、壁を作る人など様々な業種が入り乱れます。それらの方々と打ち合わせして納期通りに施主さんに建物を引き渡すのです。
いろんな工程の人たちとコミュニケーションとりながら、スケジュール管理や、機材や職人さんの手配を行う為、多角的、大局的、そして細かな配慮など多彩な能力が磨かれます。
活用
営業スキルや契約書を読み解くスキルは業界問わず活かすことができるのではないかと思います。
不具合の原因を究明するスキルも「考え方」を応用すれば他業界でも使えると思いますが、機器の知識は他の業界ではなかなか応用ができないと思います。業界ごとに勉強が必要となりますね。
工事管理スキルは、実は非常に強力なスキルだと思います。全体の管理をして、内外の人たちとコミュニケーションをとって手配を行うことができる人材はどの企業でも欲しがる人材だと私は思います。もちろん他業種でも使えます。
まとめ
・メンテナンス契約・売買契約のスキル
・現場での不具合時に原因を究明するスキル
・工事管理スキル
・活用
設備・計装関連業務の会社では、ド素人からいろいろ覚えていき苦労もたくさんありました。建物を作りあげたり、現場の人の役に立てる仕事だと思いますのでやりがいもあったと思います。
思うところがあって転職しましたがここで得たスキルと経験はずっと生きています。







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